今回は、株式会社ブループリントの代表である中村様に、展開しているフランチャイズの詳細を伺いました。株式会社ブループリントでは、「iPhone高価買取のクイック」というスマートフォンの買取サービスを行っており、そのフランチャイズは既に店舗ビジネスを行っている事業者であれば容易に導入できるとのことでした。本記事ではその詳細について深堀りしてきました。店舗でのサービスの多角化を図っている方は必見です!
株式会社ブループリントの事業や、フランチャイズの特徴などを教えてください。
「iPhone高価買取のクイック」という屋号で、スマートフォンの買取ビジネスを行っています。
基本的には既に店舗運営をされている事業者に対して、プラスアルファのサービスとしてスマートフォンの買取事業を始めてもらうという形態でのフランチャイズ事業展開を行っております。
当社の加盟店には、チケットショップやスマートフォンの修理屋・アクセサリー屋、あるいは貴金属の買取屋が多いです。これら既存の店舗で集客を行って、その後本部で買取を行っています。各加盟店の店舗WEBサイトを個々に作っており、ブラウザでの検索結果で上位に表示されるよう対策しているので、それを見たお客様が直接ご来店なさったり、お問い合わせをいただいたりしています。
なぜこのようなビジネスを始めるに至ったのでしょうか。
当社は直営店舗を8店舗運営しているのですが、10年前はスマートフォンの修理のみをやっておりました。スマートフォンの普及と同時に事業を始めたこともあり、業績は大きく伸びていきました。
しかし2016年前後に業績の伸びが頭打ちとなり、それ以降は下降していきました。ピーク時の需要が100だとした場合、現在は50程度です。スマートフォンの修理だけでは事業が成り立たなくなってしまったので、新たに親和性の高い買取業も始めたというわけです。
その他にも、直営店の場合は、スマートフォンのアクセサリー販売も行っております。
加盟するにあたって、どのような準備が必要でしょうか。
既存の店舗事業者が加盟するので、特に必要な準備はあまり無く、始めようと思ったら最短で1週間前後で始めることができます。
また加盟金についてですが、店舗のエリアによって異なってきますが、30万から50万くらいを相場としていただいております。店舗のエリアによって検索ボリュームが大きく変わってくるため、ニーズが変動することから加盟金に傾斜を付けております。複数店舗で加盟いただける場合にはディスカウントを行っております。
加盟から開業までのフローを教えてください。
フローは至ってシンプルです。
買取の際に行う査定の研修を3時間ほど実施し、WEBサイトの作成が完了したら事業を始めることが可能です。
また同時並行で、販促用のポスターなど本部側より製作したものを配布していますので、それを導入してもらっています。
御社の買取事業を導入することで、加盟店の既存事業におけるオペレーションに変化はありますか。
既存の店舗運営と比べても大きな変化はありません。スマートフォンの買取事業は、オペレーションコストがほとんどかからないこともメリットの一つに挙げられると思います。
具体的なオペレーションについてですが、まずはご来店されたお客様の買取対象となる端末情報を控えて本部に買取金額を問い合わせていただきます。10分以内に本部からレスポンスが返ってくるので、それを超えない価格で買取をしていただくのみです。当日ないし翌日には本部にスマートフォンを送ってもらうことになっており、届いた日には本部から着金されます。
経営が安定した際に見込める収益と本部へのロイヤリティを教えてください。
エリアに依存しますが、売上が少ない店舗は月に10万円、多い店舗は月に150万円ほどです。都心部であればあるほど、売り上げは顕著に伸びています。
ロイヤリティの設定についてですが、一番低い店舗は月に5千円、一番高くても月に8万円です。インターネット上での検索ボリュームでロイヤリティの設定額を変えておりますが、加盟店が損をするようなことはないように設定しております。加盟金を考慮しても、1年以内には必ず回収が可能です。
最後に、どのような方を加盟店として迎えたいと考えていますか。
既に店舗ビジネスをされていて、商材を追加したいと考えている方や売上をさらに伸ばしたいと考えている方には向いていると思います。
会社名 | 株式会社ブループリント |
住所 | 東京都新宿区西新宿1-18-6山兼新宿ビル7F |
URL | https://keitaikoukakaitori.com/ |