祝!記事投稿第一弾!
フランチャイズNaviでは、フランチャイズ展開を行う企業にインタビューに行き、開業を考えている方に向けて、独立の参考になるような記事を発信していきます!
初回は、無人クリーニングサービス「QUICK NINE」を提供する株式会社Quicknineへ取材させていただきました。代表取締役の斉藤様に伺ったお話をお届けしたいと思います。
QUICK NINEとはどういったサービスでしょうか?
QUICK NINEは無人のクリーニングボックスです。
専用アプリをダウンロードしてお客様情報を登録するだけで、衣類のクリーニングを24時間365日受付可能で、また最短で当日の受け取りが可能なことが大きな特徴です。 アプリで情報入力や決済を行ったら店頭のボックスに衣類を入れ、仕上がりが完了したら回収するのみなので、お客様が行う作業は非常に簡単です。
現状のクリーニング業界が抱えている課題は何だと考えていますか?
顧客ニーズと既存サービスとのギャップと、クリーニング店の収益構造の二点に課題を感じています。
まず、ニーズとサービスとのギャップについてですが、今後の人口動態を考えると20~40代のサラリーマン層を取り込まなければならないと考えています。一方で、一般的なクリーニング店の営業時間に目を向けると、サラリーマン層のプライベートを確保できる時間と全く合致しておりません。
そして収益構造についてですが、クリーニング店は典型的な店舗ビジネスであり、売上高に対して人件費が20%、工場の生産コストが50%、物件賃料が10%を占め、営業利益が確保しにくいことが実態です。
今後のクリーニング市場規模の縮小を考えると、この収益構造はとても深刻です。
そういった課題に対して、QUICK NINEではどのように解決できるのでしょうか?
QUICK NINEは24時間365日受付可能なので、幅広い層にご利用いただけます。また、クリーニング業界の中において積極的にDXを取り入れていることにより、若い層との親和性が非常に高いことが効果測定の結果から確かめられています。
そして、クリーニング店やフランチャイズ加盟店にQUICK NINEを導入してもらうことによって、店舗の人件費を大幅にカットすることが可能となるため、余剰資金を別の運転資金に充てることが可能となります。
時流に乗ったサービスを提供することにより、市場規模の縮小を抑えていきたいという考えが根底にあります。
QUICK NINEが第一人者になることで、「利用者」、「クリーニング事業者」、「クリーニング業界」の三方に対して恩恵を与えることができると考えています。
QUICK NINEの今後の展望を教えてください。
最終目標は、生活関連サービスのプラットフォームとなることです。
まずはQUICK NINEの認知度を上げつつクリーニング業界に浸透させることで、業界としての基盤を築きあげることを足掛かりとしたいです。そのために、クリーニング店舗やコインランドリーのフランチャイズ加盟店を巻き込んでいきたいと思います。
業界としての基盤を築けたら、次はそれを多角化していきたいです。クリーニング業で培ったノウハウを活かして、靴・鞄みがきや私物洗濯、処方箋の受け渡しや買取業などに転用していきたいです。大型商業施設の機能をQUICK NINE上で提供するイメージです。 最終的には各業界のリーディングカンパニーとの協業によって、人々の生活に根差したプラットフォームにまで成長させたいですね。
目標のために、どのような方をメンバーとして巻き込んでいきたいですか?
「QUICK NINEでキレイをもっと便利に」、「QUICK NINEに関わる全ての人々を幸せに」、「一歩先行く感動サービスを提供する」を理念として掲げています。この企業理念に共感できる方がいいですね。
一緒にワクワクを共有して楽しんでいきたいです!!
会社名 | 株式会社Quicknine |
住所 | 東京都江東区海辺10番14号 |
URL | tomorrowcleaners.co.jp/lp |